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情緒障害なのに知的支援級に入ったら…

今回は真面目な話なので長文になります。

殆どの小学校、中学校には特別支援級という情緒障害、知的障害の生徒に向けた学級を設けている。そして支援級には知的障害者向けの「知的級」と知的障害はないが発達障害や情緒障害などで通常の授業を受けるのが少し困難な方に向けた「情緒級」の2つが存在します。

しかし自治体によっては低学年、高学年でクラス分けをしたり、小規模な学校だとクラスが1つしかない所もあり、意外かもしれないが2023年の統計で東京都の情緒級普及率は0.2%と少ない。

となると発達障害者は普通級、通級に通うか知的支援級に入ることになる。

今回は発達障害、ボーダーなどで普通級に入った場合どうなるかは割愛します。

知的なし発達障害者が知的級に入ったら?

実は僕の体験談です。

情緒級では通常級と同じ内容を勉強しつつ学習や生活で困難なことも指導する。一方、知的級では国語、算数は本人の能力に応じて教科書を使ったりしたが、半数の生徒がひらがな、カタカナ、小学1~2年の漢字、一桁の足し算、引き算などでした。

理科、社会などの授業はなく、毎日1時間目を丸々使い、今日の予定を黒板に書き確認するだけの授業があり、他には体育のマラソン、畑作業、作業学習、音楽療法、グループで遊ぶことなどがあった。テストも交流級で授業を受けない限りはなかったです。

このように知的級だと授業内容が知的障害にに向けた者になり、授業によっては皆同じことをするので、低学年に合わせた内容になりますね。

知的障害のない発達障害者には授業内容が簡単になることがあります。でも体育などでは僕よりも運動神経が良い生徒が一人いました。

なので家で独学で勉強するしか選択がないですが、小学生の僕には勉強が遅れてる自覚があまりなかったです。高校に入ってから自分は勉強遅れてるなと痛感しました。

一応、僕は普通級と同じテストを受けたことがあるのですが、テスト勉強して点数は80~90点くらいでした。5年生の時にはリコーダーで楽譜を見ずに演奏発表をすることもしました。先生も厳しく暗記するの大変でしたが無事成功しました。

あと、印象に残ってたのは毎日、母親が送迎してる生徒が半数くらいおり、朝礼まで教室に居て、校外学習にも付き添いでくるので、朝の教室や校外学習ではママ友同士の繋がりがとても強かったです。校外学習の集合写真では一部生徒の保護者がいる光景になりました。(学級によっては保護者の介入を制限してるところもあるみたいです。)

人間関係について

支援級在籍は10年以上前の出来事です。当時は障害が分かりやすい(=重い)生徒の割合が多かったという話はネットでよく聞きます。まあ実際正解であり、手帳なしは僕一人しかいませんでした。校外学習で施設入館時に手帳を提示するのですが、僕だけ手帳を提示してなかったのでその時に気づきました。

ここで障害児との関わったことがない、ネットでしか知らない人は「障害が重い人ばかりだと環境最悪なんじゃないの」って思ったかもしれませんが、意外とそういうことはなく中度、重度の子でも普通に会話できる人はいましたしお互いに仲良くなれた人もいます。逆に軽度の子で中途半端に知恵がある場合、嫌がらせをしてくる人とは相性よくなかったです。

意思疎通ができる前提にはなりますが、障害の重さと仲良くなれるかはあまり関係ないと思います。結局は人間性の問題(嫌がらせしないかどうか)です。

あと一番は無自覚で人に迷惑かけているのではないかという意見がネットでも多いと思いますが、支援級の先生や放課後等デイサービスのスタッフが教えてくれるので小学生と高校生で比較すると無自覚で迷惑かけてる人は半数くらい改善していました。

支援の相性が合わない人もいる

これは学校や生徒の環境に左右されるかもしれませんが、知的と発達が一緒くたにされている場合だとある程度知能が高い生徒から時折「重度の子のお世話させられた」「同級生から嫌がらせを受けた」みたいな話を聞きます。逆に軽度の子が重度の子をいじめたり、見下したりするケースもあります。

実際にDMで話を聞いたこともありました。DMで話を聞いた彼の通う中学校は確か都会だったと思いますが、情緒障害の生徒が私一人しかいなかったらしく、知的級よりも交流で普通級にいた方が気が楽だったらしいです。

あと詳しい事情は分かりませんが「特別支援学校」に入った境界知能の人もいまして、その人も人間関係や授業内容に不満があったらしいです。

一般的に「特別支援学校」は知的障害の療育手帳がないと入れませんし、軽度の人でも入るのが難しいところもあるみたいですが、例外もあり定員が余ったりした場合などで療育手帳がなくても入れる特別支援学校も存在するみたいです。

やはり支援や療育にに繋がっても人間性か環境次第では失敗します。(下記動画参照)

動画を見た感じ彼と僕の境遇は部分的に似ており「健常者とも馴染めない、逆に中度~重度知的障害が多い環境でも馴染めなかった」のだなと思いました。授業内容が簡単で幼稚だったりして彼のような境界知能に向けた支援が必要だったのかなと思います。

なお彼は支援学校からの進路が殆ど生活介護かB型事業所しか行けないと言っていますが、これは支援学校に通う生徒が中度~重度知的障害の割合が多い分こういった進路になってしまうので、支援学校だから就職できないのは間違いであり、ある程度自立して一人で電車に乗って通勤可能な軽度の生徒は一般企業の障害者雇用に就職している人もいますが、こういう人は支援学校では少なく、年に1~2人くらいしかいないというネットのママ垢で聞いたのですが、高等部だと支援級からそのまま来る人もいるので軽度の知的障害の割合が増えると思うのですが、それでも相当努力しないと一般企業の障害者雇用への就職は難しいらしいです。

あと「足し算できまちゅか」と言った面接官は立派な障害者差別ですので面接官が悪いです。まあ彼は当時35歳で就職した時代は軽度の知的障害や発達障害は見過ごされており「支援学校=重度」というイメージが強かったのが考えられますかね。

支援級・支援学校の先生に一言

そうですね、僕が物申したいことは「障害児は甘やかしておけばいいんでしょ」みたいな考えをもっている先生にもっと厳しく指導して欲しいですね。

ネットで支援級の生徒がやった悪いことが「支援級だからしかたない」として片付けられるのは嫌がらせを受けた人がもっと嫌な気持ちになると思いますし、支援級の生徒でも悪いことをしたらちゃんと叱って欲しいですね。むしろ甘やかすと悪い事でも「これ、やっていい」と間違った認識を持つこともあるので、正しい知識を教えて欲しいです。

あと難しいかもしれませんが情緒級がない場合、体育等以外の座学とかでは障害の重い生徒に合わせて簡単な内容にすると軽度の生徒にしわ寄せがくるので、同じ教室でも生徒の障害の程度によって授業内容を分けてほしいです。教えるのが難しい場合はレベルに合ったドリルのコピーを渡すのでもいいと思います。

同じ境遇の人が少ないが少なからず上記の環境の人いる

近年、発達障害を見過ごされてきた人が大人になってから診断される人が増えているケースは聞いたことがあると思います。俗にいう「大人の発達障害」という属性と言われる人たちです。(精神障害も含む)こういう人は学生時代は人間関係が大変でも知的な遅れがない場合は勉強に支障が出る人は少ないと思います。

しかし、早期療育を受けてた場合でも、環境次第では勉強の機会を失いかねないので早期療育が必ずしもよい訳ではありません。

でもこのブログも僕が療育して色々な人を見てきたから書けたし、先生が厳しい先生でちゃんと叱ってくれたおかげでEQは上がった気がします。

ネットユーザーに一言言うならば「支援級、支援学校はスマホやSNSも使えないし反論できないから侮蔑してもいいと思っている人へ、支援級、支援学校の人でもスマホ、ネットを普通に触れて、意思疎通も普通にできる人の割合が多いので、Xの侮蔑や昔の2chの養護学校コピペなどを受けない方がいい、これはガチで特別支援教育を受けたから障害児は一律で同じことをするわけではないのを知っている。」

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