オタクは危険か安全か?


突然だがこちらの画像を見てほしい、これはNHK教育テレビで放送されたウワサの保護者会という番組で放送された映像である。この画像は少し前に炎上した。理由はエレベーターオタクの無知ということである。

今回はオタクという趣味は周りから見てどう思われているか私の主観で考察します。

結論から言うと「オタクは不安ではない好きなことには夢中になれ」です。

何故不安なオタクのジャンルがあるのか

何故不安なオタクのジャンルがあるのかですがこれはあくまでも40~50代くらいの女性(母)が中心の意見となっているので多少偏っているかもしれません。

マスコミの影響もあるかもしれません。「ネット動画」は恐らく40~50代には若者のYouTuber特有のノリが受け入れられない場合があるのかもしれません。動画以外でも子供が悪質サイトを見てしまい詐欺に引っかかることなどを心配しているかもしれません。

「ゲーム」は子供のゲーム脳やゲーム障害などを危惧している影響があると思います。「アニメ」、「漫画」、「アイドル」は1988年の宮崎勤容疑者の事件でオタク=犯罪者とマスコミが報道した影響が強いと思います。40~50代にとってその事件が起きたのは幼少の頃の為世代がドンピシャです。今のZ世代と呼ばれる人は父や母からオタク趣味について否定された経験があるのではないでしょうか?

特に人は少数派や異質なものに抵抗があったりするものです。なので年配の方が「これだから最近の若者は」という言葉があるのかもしれません。

安心側の方のオタクに「鉄道」「昆虫」「マジック」「野球」「エレベーター」がありますが決して安全とは言い切れません。分かりやすい例を挙げると鉄道オタクの中には公共のルールを守りつつ鉄道を楽しんでいる人もいますが中には撮影の為に木を切ったりする悪質なオタクも一部存在しますし、野球オタクで好きなチームの人には優しくするが嫌いなチームが好きな人には意地悪する人も一部存在します。逆に不安と言われているオタクも全員をひとまとめに見るのではなく一人ひとりの性格や個性の方が大事なのではないでしょうか?

ネットの普及でマニアックな趣味が可視化される時代

昔はインターネットが普及していなかった頃でもマニアックな趣味の人はいたと思われるが、可視化されてはいない。

アニメ、鉄道、歴史オタクなどは「月刊誌」や「友達の会話」などで広まったと思われます。ですがインターネットが普及して自分から不特定多数に情報発信できる時代になってからマニアックな趣味の人が可視化されたのではと思います。実際にインターネットサーフィンをしているとマニアックな趣味の人なんてたくさんいますから。

あと近年は昔に比べて娯楽が多様化しました。鉄道オタクや風景写真オタクなどはカメラが普及してから増えていきましたし。スマホやパソコン、ゲーム機などといったツールの誕生で趣味が多様化していると思います。

エレベーターオタクはいつから

今回異質だと話題のエレベーターオタクは2003年の深夜ラジオ番組「ニッポン放送、知ってる24時」というくりぃむしちゅー上田晋也さんが司会を務める番組のコーナーにマニアックな趣味を投稿するコーナーがあり、この番組の常連リスナーにエレベーターオタクの方がいた為そこで紹介されていました。上田晋也さんの反応は「こういう趣味もあるんだな」でした。他にも探偵ナイトスクープでもエレベーター好きの子供が出演していましたね。またYouTubeにはエレベーターの動画を投稿している人もいますがこれは鉄道オタクが電車の動画を投稿したり、ガジェットオタクが機械の動画を投稿する感覚に近いと思います。エレベーターオタク=変というイメージがあると思いますが世間に認知されていないだけで変ではないと思います。

悪いことはオタクを何かしらと結びつけることである

「アニメ好き(女の子系)」は全員性犯罪を起こすのでしょうか?「鉄道好き」は全員公共のルールを守らないのでしょうか?「サバゲーオタク」は全員本当に銃(本物)で人を撃つのでしょうか?当然ですが全部間違いです。

よく事件の犯罪者が逮捕された時に犯人の人物像が公開されることがありますが趣味なんて関係ありません。「どのオタクでも一部犯罪者になる人もいるが、犯罪者にならない人もいる」ということです。ネットのコメントやニュースなどの影響で○○オタク=悪と洗脳されている人はかわいそうだと思います。

まあ中には法的にアウトなオタクもいますが、例を挙げると「(違法)薬物オタク」や「窃盗オタク」などですかね(笑)。窃盗オタクってなんだよwwwこれは悪いことなので叩かれてもしょうがないですね。

オタクとして生きる

オタクとして生きるのは悪いことではありません。世間(ネット含む)にはオタクを非難する人もいますが、世論に左右されずに好きなことはどんどん楽しんでいった方がいいと思いますし、もしも辛いことがあった時に何かしらの趣味をもっておくと気を紛らわすこともできます。オタクであることを公表するのも自由だし、オタクであること言いたくなければ無理して言わなくてもいいと思います。

オタク人生を楽しんで行きましょう。

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